ワンソースマルチOS対応アプリのメリット
従来の課題
多くの場合、ブラウザアプリ、各OSアプリはそれぞれ異なるプログラムで動作するように作られています。
①ブラウザアプリはネットワークでWebサーバーにつながっていなければ動作できない
⇒オフラインでは使えない
②ブラウザアプリは、デバイスのカメラは制御できない
⇒QRを読み込むカメラを動かすことができない
③ブラウザアプリは、デバイスのストレージを制御できない(容量に制限がある)
⇒デバイスにダウンロードできないため、通信コストが上がってしまう
iPhoneやiPadを例にご説明しましょう。
オンラインでのみ動作させればいいのであれば、ブラウザアプリだけ用意すればいいのですが、それではオフラインでは帳票作成はできなくなります。
Webサーバにつながっていない状態で帳票アプリを動かすには、iOS用のプログラム(以下ネイティブプログラムといいます)でプログラムを組む必要があります。
すると今度は別の問題が発生します。
つまり、ブラウザプログラムとは異なる言語でプログラムを組む必要があるのです。それは大きな問題ではないように思いますが、実は以下のような致命的な問題に直面します。
①言語が異なるため、画面のインターフェイスがデバイスの種類によって変わり、ユーザの混乱を招くことになります。
②毎年秋のiOSのバージョンアップのたびに、プログラムの更新が必要で、大規模な変更があった場合、新OSに対応する時間が数か月にも及ぶことがあり業務に支障をきたすことがあります。
③同じ機能のプログラムをいくつも作る必要があり、アプリとしての機能向上が遅くなり、やがて機能が陳腐化します。
これらの問題はビジネス利用のアプリでは致命傷になるのです。
do!bookが解決
do!bookでは、本来オフラインでは動作しないブラウザプログラムをアプリ内の仮想Webサーバで動作することに成功しています。
また、ブラウザアプリとネイティブプログラムの間で情報をやり取りする通信モジュールも独自開発したことで、ブラウザアプリがデバイスのカメラやストレージ、GPSを制御することが可能になりました。
つまり
①ブラウザアプリをオフラインでも動作
⇒ブラウザアプリと同じインターフェイスのネイティブアプリをご提供します。
②ブラウザアプリがネイティブアプリを経由してカメラを呼び出す
⇒QRコードの読込みなどデバイスのカメラをフル活用いただけます。
③デバイスに大量の閲覧コンテンツをダウンロードしオフラインでBOOKの閲覧、帳票の作成
⇒ネイティブアプリにダウンロードしたコンテンツをオンライン時に参照することで、表示の高速化と通信量の低減を実現します。
90%以上のプログラムは、ブラウザアプリと共用することでネイティブアプリを従来の10%程度にコンパクト化が可能となり、ネイティブアプリのバージョンアップ対応が迅速化します。
トヨタ自動車様やJR貨物様等トップ企業の最前線で利用されている理由は、この技術力にあるのです。
ココが現場リテラシー
PCでもタブレットでもスマートフォンでも同じように使えないと仕事には使えない。システムの更新に手間が掛かるのは困るというのが『現場リテラシー』です。
お手元にあるデバイスを利用していつでもどこでも活用できるアプリを実現しています。