ITリボーンPJ
2日目~1週間(続き)
2025.01.15
当時はボランティア制度などはなかったため、ご近所でお互い助け合う仕組みが自然に作られていました。
どこで炊き出しがあるとか給水車が来たとかそういう情報を共有する仕組みが不可欠でした。
私は30代で元気で偵察や水・食料の情報集め、小さな子供からお年寄りまで全員が当たり前に、自然に役割分担していました。
交差点に本部を置いて、そこに情報を集めることになり、各自が得た情報を交差点の本部に連絡、もしくはメモを残すという方法でコミュニケーションしていました。
ご老人:交差点に椅子を出して座って給水車などが来るのを見る役目
子供 :ご近所をいやすアイドルの役割、お手伝いも進んでしてくれます
携帯電話もない時代でしたので、手間はかかりますが、人間関係はとても密になって、人生で一番
「ありがとう」
という言葉を使っていたように思います。
よくデマは信じるなと言われますが、信じてしまうのは、正しい情報とセットで伝わるのが理由です。
「何時からどこで配給がある」という情報とともに「何時に本震が来る」という情報が伝わるので
信じてしまうわけです。
ネガティブな情報は、まずは信じないということが大切だと思います。